日本で働くために必要な就労ビザ|取得条件や流れなど

外国人の方が日本で就労するためには、就労ビザを取得する必要があります。
もっとも、就労ビザの取得条件や申請方法について詳しく知らないといった方も多いのではないでしょうか。
今回は、就労ビザの取得条件や申請手続きの流れについて、詳しく解説します。

就労ビザとは

就労ビザとは、外国人が日本に就労を目的として滞在する場合に必要となる在留資格のことで法務省が発行します。
これに対して入管法にいうビザ(=査証)は、日本への入国許可を求める証明書であり、発行も外務省が行う点で就労ビザとは異なります。
就労ビザには以下のような種類があります。

〈就労ビザの種類〉

1. ⑴技術・人文知識・国際業務
2. ⑵特定技能
3. ⑶技能実習
4. ⑷介護
5. ⑸企業内転勤
6. ⑹経営・管理
7. ⑺技能
8. ⑻興行
9. ⑼教育
10. ⑽研究医療
11. ⑾芸術
12. ⑿宗教
13. ⒀報道
14. ⒁法律・会計事務
15. ⒂教授

就労ビザの取得条件

就労ビザには、いくつかの取得条件があります。
具体的には以下の通りです。

• ・ビザ申請人の学歴や技術・知識が十分であるか
• ・職務内容が入管法において定められている在留資格のいずれかに該当しているか
• ・受け入れ先の企業の経営が安定しているか
• ・受け入れ先の企業が外国人雇用の必要性があるか

就労ビザ取得までの流れ

就労ビザ取得までの流れについて、時系列に沿って解説します。

⑴在留資格認定証明書交付申請・交付

出入国在留管理局に対して、在留資格認定証明書という書類の交付を申請します。
申請には、在留資格認定証明書交付申請書、写真(縦4cm×横3cm)1葉、返信用封筒1通、日本での活動内容に応じた資料が必要です。
申請が受理されると、約1～3か月後に日本にいる代理人(受け入れ先の企業など)に在留資格認定証明書が交付されます。
交付された証明書は、外国人本人に対して送付されます。

⑵ビザの申請

在留資格認定証明書の送付を受けた外国人は、証明書を在外日本公館において提示することでビザの申請を行います。ビザは、申請が受理されてから最短で5業務日以内に発給されます。

ビザ申請に関するご相談は中移行政書士事務所におまかせください

今回は、就労ビザの取得条件や流れについて解説していきました。
中移行政書士事務所では、ビザ申請に詳しい行政書士が在籍しています。
お困りの方はお気軽に一度ご相談ください。